みかんに含まれるβ₋クリプトキサンチンの効果には骨密度をアップしたり、冷え症を解消する効果があります。それらのまとめ
骨密度アップ
みかんに含まれるβ₋クリプトキサンチンは血管だけでなく、骨も強くします。
みかんに含まれるβ₋クリプトキサンチンが骨粗しょう症を防いでくれます。
骨粗しょう症は高齢になるにつれて、なりやすくなります。
特に冬は骨折が多いというデータもあり、つまずきなどで骨折が増加するそうです。
骨のメカニズム
骨には骨を再生する細胞と骨を破壊する細胞の両方があります。
再生と壊すが繰り返されて、全身の骨が5年前後で入れ替わります。
歳を重ねるにつれて骨を破壊する細胞の方が強くなり、再生が追いつかなくなって、だんだんと骨がもろくなります。
結果骨折しやすくなるわけです。
β₋クリプトキサンチンは骨を破壊する細胞を抑えてくれる働きがあるのです。
みかんと乳製品でさらに骨が丈夫になる
みかんに含まれるβ₋クリプトキサンチンは脂質と脂肪との相性が良く、両方を含んだ牛乳やヨーグルトを一緒に摂取することで吸収が促進されますし、骨にとっていいカルシウムも取り入れることができます。
牛乳だと吸収率が1.9倍アップし、ヨーグルトでは1.6倍アップ
みかんのクエン酸も骨を丈夫にする働きがある
みかんの酸っぱい成分にも骨を丈夫にしてくれる働きがあります。
クエン酸はカルシウムの吸収率をアップさせ、骨を丈夫にする。
冬にみかんを食べることでβ₋クリプトキサンチンとクエン酸のダブルのパワーで、骨粗しょう症を予防することができるわけですね。
みかんで冷え症を解消
みかんには冬に多い悩み、冷えを解消し体を温めるパワーがあります。
みかんに含まれるヘスペリジンが体を温めて冷え症を改善してくれます。
体を温めてくれるヘスペリジンは白いスジ、皮の部分に多く含まれています。
ヘスペリジンの含有量は成熟みかん100g中、果肉(砂じょう)に95mg含まれ、スジ(中果皮)には3800mg含まれています。
冷え症は血流が滞り、血液の循環がうまくいかないのが原因。
ヘスペリジンには血液をスムーズに循環させる作用があります。
しかしひとつ問題があり、それはヘスペリジンはそのまま食べても吸収率が非常に低いことです。
みかんと緑茶でヘスペリジンの吸収率アップ
ヘスペリジンはそのまま食べても吸収率が非常に低い。
しかし緑茶に含まれるカテキンはヘスペリジンを包み込むので、吸収されやすくなります。
大事なのはカテキンなので、緑茶でなくても紅茶などでもオッケーです。
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