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会社疲れ、しんどいを消すメンタル術

ストレス社会と呼ばれることが、当たり前で当然のようになった現代社会。

仕事で疲弊し、人間関係で疲れ、ストレスでしんどい思いをしていませんか?

そんなときに自分はメンタルが強いから大丈夫だと、自分に言い聞かせたり思ったりする人がいますが、実はこれ大間違いなんです。

心の病にメンタルが強い弱いは関係無いんです。

きっかけは日常に、仕事のミスや人間関係、ご近所トラブル、子育て、介護、騒音など、生活のいたるところに些細なストレスは存在します。

これを放置し蓄積させると心の病を発症させる大きな原因となってしまう。

心の病にメンタルの強弱は関係なく、実は心の病は脳の病気で脳に原因があるんです。

例えばうつ病では脳内の神経伝達物質に異変が発生し、喜怒哀楽のコントロールができなくなる。

自分はメンタルが強いからとストレスをため込む人ほど危険なもの。

ある統計では日本人の16人に1人が、生涯のうちにうつ病にかかるともいわれています。

今や心の病は他人事ではなく、誰でもなりえるもの。

統合失調症、不安障害、うつ病、アルコール依存症など、精神疾患を有する総患者数は419万人。※2017年 厚生労働省「患者調査」

そんなストレス社会を生き抜くため、しんどいが驚くほど消えるメンタル術を紹介します。

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メタ認知を使って乗り越える

例えば仕事で上司に怒られ、長々と自分が若い頃はもっとできたなどと、聞かされているときにメタ認知を使う。

メタ認知とは高い場所から見下ろすイメージで自分と相手との関係を客観的に見つめること。

心が苦しい状況も俯瞰で見てみれば、気持ちを切り替えることができる。

メタ認知で自分と周囲の関係を第三者的な視点で眺めてみると、これまで心に重くのしかかっていた、上司の存在が小さく感じられ、心が軽くなる。

職場疲れあるある、何となく不安でしんどい

理由はわからないが、何となく不安で気持ちが沈む。

そんな人の多くは心理的視野狭窄という。

極端に視野が狭まり、ネガティブなことばかり注目してしまう状態に陥っている可能性が高い。

そんな場合は視野を広げるための不安の見える化が有効です。

やり方は一度冷静になって不安に感じることを全て紙に書き出す。

そして書き出した中で、自分でどうしようもできない不安は×をつけて無視する。

そんなことを考えて不安を膨らませる必要はなく、考えても仕方がない。

次に残った項目に対して、今自分が何ができるか考える。

このように漠然とした不安を書き出し、整理することで考えても仕方がない悩みが解消され、視野が広がり自分がこれから何をすべきか見えてくるようになります。

職場疲れあるある 同僚の振る舞いにイライラしてしんどい

こういう場合はビリーフシステムを意識すること。

人はそれぞれ必ず独自の価値観で、物事の良し悪しを判断しながら生きています。

その中でも核となる最大の価値基準をビリーフシステムといいます。

ビリーフシステムとは個人が持つ最大の価値・評価の基準。

おもに幼少期に親の教育や環境によって作られる。

例えば親から厳しく時間は「守りなさい」と教えこまれた人は、その価値基準から外れた、時間にルーズな人に対し無意識に嫌悪感を抱くようになる。

この場合、時間にルーズな人は悪いと思ってしまいますが、それに固執してはいけない。

ビリーフシステム自体に善悪をつけるのは無意味なことなのです。

ゴミは必ずゴミ箱に捨てる、何があっても約束は守る、絶対に弱音を吐かないなど、一見良いと思われる行為でもそれは個人の偏ったこだわりとも言える。

自分のビリーフシステムに固執すると人間関係を崩してしまう危険性があるので注意。

イライラした時は「ああ、あの人は今、私のビリーフシステムに引っ掛かってるな」と自分と他人を切り離して考えると、敵意や悲しみを覚えるストレスが減ります。

ビリーフシステムを把握しておけば、 他人に寛大に なり無用なイライラが無くなり生きやすくなる。

職場疲れあるある 仕事ができる同僚が妬ましくてしんどい

この場合はまず前提として、人間は他人と比較する動物であると認識しておくこと。

まずはそう割り切る。それができたら、次に相手の頑張りを認めること。

その相手もきっと不安や苦悩を抱えています。

相手の頑張りに目を向け、素直に認められると、それまで妬ましかった相手が自分を高めてくれるポジティブな存在に変わる。

相手を通して自分を見つめなおすことができるのです。

職場疲れあるある イヤな上司がいてしんどい

どこの会社にも結構いるのが潰し屋上司。

部下を育てるふりをしながら、自己愛が強いだけの潰し屋上司。

マジメな人ほど問題のある上司にも気に入られようと頑張るものなんですが、心や体を壊してまで問題の上司に気に入られる必要も、同じ会社で働く必要なんてものもない。

こういう場合は期間限定思考をする。

例えば2年我慢して状況が変わらないのであれば、会社を辞めると心に決める。

どんなにツラいことでも終わりが見えているのか、そうでないのかでは心の持ちようが変わってくる。

期間を決めておけば、ツラくても心に余裕ができる。

実際に2年でダメなら会社を辞めると期間を決めて割り切った人は、その後も会社を辞めずに働く人が多い。

あと2年、がんばれそうですか?それでダメなら辞めることも考えてください。

最後に

まじめで几帳面で正義感のある人は、うつ病になりやすいと言われています。

病気に対して早期発見、早期予防がすごく世の中で叫ばれているけども、心のケアに関しては軽視されている。

生きにくいやしんどいをちょっとした考えや行動によって、解消できることを知っておいてください。→ポジティブになれるメンタル術、マイナスをプラスに

雑学
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