みかんを毎日食べている人は血管年齢が若いそうですが、それにはみかんならではの理由があるんです。
みかんを食べると血管を強化し骨密度アップさせ、冷え症改善し認知症対策にもなることを知っていますか?
そんなみかんを食べることで得られる効能とみかんの選び方を紹介します。
みかんを食べることで血管を強化
寒暖差が大きい冬は血管に大きな負担がかかり、深刻化すると脳卒中のリスクが増大してしまいます。そんなときにみかんのある成分が、血管を強くし脳卒中を予防します。
それがβ₋クリプトキサンチンです。
β₋クリプトキサンチンは みかんの色素成分でもあり、ビタミンの一種で最近の研究で動脈硬化の予防に役立つことがわかりました。
ちなみにβ₋クリプトキサンチンは果肉に最も多く含まれています。
動脈硬化を予防
動脈硬化は悪玉コレステロールの酸化が原因のひとつであり、β₋クリプトキサンチンはこの酸化を防ぐ働きをもっています。
酸化を抑え動脈硬化を抑えるので、脳卒中が予防できるというわけですね。
みかんの色が濃いか薄いかで、中に入っている成分の量が全く違います。
なので色が濃いみかんを選んで食べるようにするといいです。
みかんは1日何個食べるのが理想?
そこで気になるのが、1日どのくらいみかんを食べればいいのか?
β₋クリプトキサンチンの効果が発揮できるのは3mg。
みかん1個あたりに β₋クリプトキサンチンは約1mg含まれています。
なので、みかんを1日3個食べることが理想になります。
そしてβ₋クリプトキサンチンは摂取すると、3ヶ月〜半年間は体内に残るという研究結果も出ています。
より甘く、β₋クリプトキサンチンが多く含んだみかんの選び方
みかんの色が濃い薄い、表面がツルツルだったりシワシワだったりと、いろいろな見た目のみかんがあります。
そうなるとどれがよりよいみかんなのか、買うときに悩むこともあると思います。
そんなときは色が濃く、表面がシワシワで軸が細いみかんを選ぶといいです。
一般的にβ₋クリプトキサンチンが多く含まれているのはシワシワのみかんです。
つるつるのみかんとシワシワのみかんの皮の表面の違いは水分の量 。
みかんは外からの水分が不足すると、栄養成分や水分を溜め込もうとするため、より甘くなります。
その分、皮は水分などを失いシワシワになるわけです。
甘いみかんほどβ₋クリプトキサンチンが多い
みかんは冷凍させても栄養成分をほとんど失わない。
みかんは2週間から1か月ぐらいで悪くなってしまいます。
なので悪くなる前に凍らせておくのは、とてもいい保存方法なのです。
みかんをおいしい状態で冷凍保存する方法
冷凍する前にみかんを水で洗うことで、みかんの周りに氷の膜ができて、乾燥を防ぐことができます。
そして食べるときは自然解凍で、だいたい4か月程度はおいしく食べることができます。
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