犬のしつけの基本ともいえるハウス。
しっかりハウスができていれば、ちょっとしたお出かけの時や病院に行く時にドタバタせずに済みます。
なにより犬とのお出かけが楽しくなります。
大事なのは犬を呼び戻す事がきちんとできるかどうかなので、ハウスは飼い犬との信頼関係がしっかりできているかどうかの確認にもなります。
ハウスを教える
犬には人と同じようにそれぞれ個性があります。
人それぞれ、犬それぞれ違います。
なので飼い犬にハウスを覚えてもらう方法というのはひとつというわけではありません。
もしこれから飼い犬にハウスを教えようとしているのであれば、参考にするくらいの感覚で飼い犬と模索してほしいと思います。
はじめに
ハウスを指示する言葉は統一しておきます。指示する度に言葉が違っていては犬が混乱してしまいます。
ハウスを教える手順
犬のおやつを使って誘導します。
ケージの中におやつを投げ入れて、犬がケージに入ったらハウスと言って褒める。
何度も繰り返し、おやつが無くてもハウスと指示するだけで、きちんとケージに入るようになればハウスは完璧です。
ちなみにおやつ無しでケージに入ってくれるようになるには、結構時間が掛かると思うので、気長にトレーニングしてあげるといいです。
もしこのトレーニングを繰り返しても、飼い犬がケージに入ってくれないのであれば、ケージに慣れさせる事から始めるといいです。
ごはんをケージの入り口付近で食べさせてみたり、遊びの一環として犬のおもちゃをケージの入り口付近に置いてみたりして慣れさせます。
ケージに慣れてきたら再トレーニング。
犬にとって慣れる事は大事
私の飼い犬も最初はケージに警戒心をむき出しのご様子で、ハウスを教えるどころではありませんでした。
当然なかなかケージの中に入ってくれませんでした。
そこで私は犬のニオイがついたタオルなどをケージ内に入れたり、遊びとして犬がすごく興味を引くものをケージの中に入れてみたりしました。
犬がすごい興味を引くもの、私の飼い犬の場合は私の靴下でした。
これが効果が抜群で靴下を取るためなら、あれだけ警戒していたケージの中にも躊躇う事なく突撃していました。
そうやっているうちにケージに慣れたのか、何かとケージ内で過ごしている姿を見たので、ハウスを教える事にしました。
犬にとっては慣れるという事はとても大事な要素になるので、ハウス以外のしつけをする場合や新しいものを与える場合にも覚えておくといいと思います。
最後に
ハウスがしっかりできる前と後では、お出かけする時の楽しさが全然違ったりします。また最近は災害による避難が必要になるケースも増えました。
ペットと避難するには車の中というケースが多い現状ですが、そういう場合の事も考えるとハウスはしっかり覚えさせておきたいところです。
まとめ
- 指示に使う言葉は統一しておく。
- ハウスさせるもの、ケージなどに慣れさせてあげる
- トレーニング期間が長くなりがちなので気長にトレーニング。
- お出かけが楽しくなる
コメント