飼い犬にボールやおもちゃを持ってこさせる犬のしつけで、持ってこいというものがあります。
飼い犬が持ってこいを覚えてくれると毎日の犬との遊びが楽しみになるし、なにより犬とのコミュニケーションになります。
世界にはリモコンや新聞など指示したものを取ってくるとても賢い犬もいるそうです。
持ってこいを教える
犬には人と同じようにそれぞれ個性があります。
人それぞれ、犬それぞれなので飼い犬に持ってこいを覚えてもらう方法というのはひとつではありません。
もしこれから飼い犬に持ってこいを教えようとしているのであれば、参考にするくらいの感覚で飼い犬と模索してほしいと思います。
はじめに
犬に指示する言葉は統一しておきます。
指示に使う言葉を、指示する度に変えてしまうと犬が混乱してしまうからです。
持ってこいを教える手順
まず自分の手の届く範囲にボールを転がして犬に追わせます。
ボールを咥えたところで手を伸ばして、ボールを離したら褒める。
このトレーニングを繰り返します。
ある程度繰り返してボールを離すようになったら、少しずつボールを転がす距離を長くしていきます。
手の届かない距離まで転がして、犬がボールを追いかけて咥えたら、持ってこいと声を掛けて犬を呼び戻します。
戻ってこないようなら、おやつなどを見せて気を引きます。
この時にボールを持って来なければ無視して、ボールがある場所に向けて投げるフリをしてボールに注意を向けます。
ボールを持ってきたら褒める。
これを繰り返す事持ってこいを覚えます。
うまくいかない場合
犬がボールを追ってくれない場合は、ボールに対して興味がない状態です。
なので、まずボールに対して興味を持たせる事から始めます。
ボールに興味を持たせるには、犬の目の前にボールを出して隠すという行為を繰り返します。
目の前にボールを出した時に犬が何かしらアクションをしたら褒めます。
この時の何らかのアクションをいうのは、目の前に出されたボールを犬が舐めたりや咥えたり、ニオイを嗅ごうとする事です。
これを繰り返す事で犬はボールに興味を持つようになります。犬がボールに興味津々なれば持ってこいのトレーニングを再開します。
最後に
私が飼い犬と遊ぶ時はおもちゃのロープを使うようになりました。
ボールだとコロコロ転がって部屋の隅っこまで転がってしまうので、部屋の隅っこのホコリが気になる。
なので、転がらないロープトイを使う事にしています。
また外が雨で散歩できない場合や早めに散歩を切り上げた時に、室内で遊びながら犬の運動不足を多少は解消もできます。
まとめ
- 持ってこいは犬との遊びやコミュニケーションに最適
- 指示に使う言葉は統一しておく。
- トレーニングをする時はボールに興味を持たせる事から始める
- 犬の運動不足の解消にもなる。
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