私が飼い犬におすわりを教えたときの事を紹介する記事になります。
犬のしつけの中では基本であり、様々なしつけをしていくために必要になってくるのがおすわりです。
かと言って、難しく考えずに飼い犬とのコミュニケーションをとるためのひとつのツールくらいに考えていればいいと思います。
そして犬には人と同じようにそれぞれ個性があります。
人それぞれ、犬それぞれ違います。
なので飼い犬におすわりを覚えてもらう方法というのはたくさん存在しています。
どれが正解かというのはその犬の個性と照らして見ないと分からない事でもあります。
もしこれから飼い犬におすわりを教えようとしているのであれば、参考にするくらいの感覚で飼い犬と模索してほしいと思います。
おすわりを教える
はじめに
まずおすわりさせるために使う言葉を統一しておきます。
指示に使う言葉を指示する度に変えていては犬が混乱しますし覚えるのに時間がかかったりします。
なによりニュアンスで覚える事になるので、細かい指示が分からないようになってしまいます。
教える手順
まずどういう状態がおすわりなのか、犬にわかってもらう為に犬のおやつを使って誘導します。
無理やり力技でおすわりの姿勢にしないでください。
犬のおやつを手に持って犬の目線より上にして近づけてあげます。
犬がおやつを目で追い、自然に犬のお尻が地面につきおすわりの状態になるので、そこで「おすわり」と言葉に出して褒めてあげます。
この時に指示する言葉はおすわりでもすわれでも何でもいいですが、指示に使う言葉は統一しておきましょう。
うまく犬がおすわりした状態にならないという場合は、誘導する時に犬が後ずさりするくらいの気持ちでおやつを近づければいいです。
成功したら何度も繰り返す事で犬はすぐ覚えると思います。
ある程度繰り返し成功したら
今度はおやつによる誘導無しで、どこまでできるか挑戦してみましょう。
おやつを見せずにおすわりを指示して、犬がおすわりできるのであればもう完璧です。
そして大事な事は成功したらきちんと褒めてあげることです。
失敗しても怒らないこと
飼い主さんが指示しても、おすわりを失敗するようでしたら、おやつを使って誘導するやり方に戻ってみましょう。
失敗しても感情的になってはダメです。
絶対に叱らないでください。
飼い主さんが叱って怒ってしまうと、犬がおすわりという言葉やおすわりに対して嫌なイメージを持ってしまいます。
こうなるとうまくできない原因になるばかりか、仮にできたとしてもコミュニケーションとしての役割はなくなります。
楽しいのは飼い主だけで犬が楽しくないのであれば、それは寂しい事です。
おすわりが役に立つ場面
様々なしつけの起点としておすわりをさせる場面は多いです。
これから新しい事を教えるよと犬に対しての合図になったり、飼い主に注目させる合図として役に立ちます。
また飼い犬が興奮した状態になってしまった時に、いったんおすわりさせる事で落ち着かせる事にも役に立ちます。
最後に
犬を飼ったらおすわりを教える飼い主さんは多いだろうと思います。
犬を飼っていなくても目の前に犬がいれば、おすわりと声に出してしまい、おすわりさせようとしませんか?
私はそんな時におすわりできなかったり、してくれなかったら思わずんん?どうしたのかな?と思ってしまいます。
そんな時におすわりしてくれれば、思いっきり褒めてあげられるので嬉しいですよね。
そんな魔法の言葉おすわり、それでは皆さん、良きドッグライフを。
まとめ
- 指示に使う言葉は統一しておく、むやみに言葉を変えない。
- 無理やり力技でおすわりの姿勢にするのでなく、自然におすわりの姿勢になるように誘導してあげる
- 成功したら褒める
- 失敗しても怒らない
- おすわりはコミュニケーションとして使えるし、落ち着かせたり、注目させたい時にも役に立つ。
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