まじめで几帳面で正義感のある人は、うつ病になりやすいと言われています。
病気に対して早期発見、早期予防がすごく世の中で叫ばれているけども、心のケアに関しては軽視されているのが現状です。→会社疲れ、しんどいを消すメンタル術
生きにくいやしんどいが、ちょっとした考えや行動というもので、変えられるかもしれないということを知っていれば、もしかしたら何か役に立つこともあるかもしれません。
ポジティブになれる方法や不安を必要以上に抱え込まない方法をいくつか紹介したいと思います。
意識するだけでポジティブになれるメンタル術
人の体の動きと感情は連動している。
ジェームズ・ランゲ説というものがあり、悲しいから涙が出るのではなく、涙が出るから悲しくなるというもの。
ジェームズ・ランゲ説とはジェームズとランゲによって唱えられた人間の体の動きと感情に関する学説のこと。
つまり意識して笑ったりすることで、ポジティブになれるということだ。
楽しいポーズ、楽しい表情をすることで、例え嫌なことがあった後でも、心をプラスの方向に導くことができる。
不安はその場ですぐに声に出して確認
相手が目上の人の場合、不安をすぐに確認できないことはよくあること。
しかし、不安をその場ですぐに確認しないと、のちのちもんもんと考えることになってしまう。
結果、不安を増長させてしまう原因になる。
その不安は確認しない限り消えることはない。
なので不安はその場ですぐに声に出して確認したほうがいい。
シロクマ理論で過去を忘れて現在と未来に目を向ける
苦い記憶やトラウマを忘れたいが忘れられない。
それはなぜなのか?
記憶についてシロクマ理論というものがある。
シロクマ理論とは人間の記憶力に関する実験によって提唱された理論。
シロクマの映像を見てもらい、Aのグループには覚えておくように伝え、Bのグループには覚えても覚えなくてもいい、そしてCのグループには忘れてくださいと伝える。
一定時間経過後、最もシロクマの映像について詳しく覚えていたのは、忘れてくださいと伝えたCのグループ。
忘れようとすることで意識すればするほど、逆に意識してしまい記憶に定着されてしまう。
悪いことがあった時に忘れようと意識してしまう人が多いが、これは逆効果なのです。
一番忘れやすいのは、Bの覚えてても覚えてなくてもいいと言われたグループ。
ま、いっかと口に出すことで自然と忘れられるようになる。
過去は変えられない、大事なのは現在と未来なのです。
過去を自分から切り離し、現在と未来に目を向けることで、余計なストレスを抱えることがなくなります。
リフレーミングをマスターする
リフレーミングとは物事を切り取る枠組みを変化させて、マイナスをプラスに捉えなおすこと。
例えば「どうせできない」という否定語を、「きっとうまくいく」と肯定後に変えることで、自分・相手をプラスに導く。
子供に「こぼさないでね」という否定語よりも「ちゃんと運んでね」という肯定後の方がうまくいきやすく成功しやすい。
例としては、もうだめだ→なんとかなる。
心配しないように→安心してね。という具合です。
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