雷がゴロゴロ鳴り始めて飼い犬が怖がってギャンギャン鳴いている場合、飼い主はいつもと変わらない態度で接してあげる必要があります。
大事なのは飼い犬の不安をあおらないこと。
大丈夫だよ~と飼い主がいつも以上にかまってあげたりすれば、飼い犬は余計に不安になることがあります。
また飼い犬が飼い主に向かって吠えているのであればそれは要求吠えになります。
要求吠えに応えてしまうと余計にひどくなる事も考えられます。
大事なのはいつも通りでいること
飼い主は毅然とした態度を取ることです。
飼い犬と同じようにビクビクして怖がっていたり不安になった態度を取ってしまえば、飼い犬はやっぱりいつもと違うんだと怖がったり不安になったり興奮してしまうことになります。
でも実際は雷が突然鳴るとビクッとしてしまいますよね。
鳴り響く雷の音の大きさもそうなのだけど、雷特有の地響きや振動は犬でなくとも人間でも不安になってしまうのは仕方ないと思います。
人でもそうなのだから、よくわかっていない犬からすれば恐ろしい状況に感じてしまうのでしょうね。
そこは飼い主さんが立派なリーダーとしての姿を見せつけるしかないです。
原因になる音に慣れさせる
犬は一度怖がってしまうと状況が改善されない限り、どうやっても言う事を聞いてくれないようになります。
なので雷が鳴ってからどうこうしようとするのではなく、普段から慣れさせてあげると雷に対して怖がったあり吠えたりはしなくなるかもしれません。
犬って慣れてしまったことには、いちいち反応しなくなるんですよ。
これは雷の音だけではなく、救急車のサイレンの音などにも同じことがいえます。
逆に慣れていない音やモノには警戒しがちですね。
慣れさせる方法
もし将来的にどうにかしたい場合は雷の音や強風の音、救急車などのサイレンを録音するなりして慣れさせたい音を用意します。
普段飼い犬と遊んでいるときや何気ないときにその音を流します。
最初は音量は小さめがいいかもしれません。
徐々に聞かせる音を大きくしてあげればいいです。
慣れさせようと思うとどうしても根気が必要になりますが、遊びの一環として取り入れていれば面白かったりします。
余談
私の飼い犬はドライヤーの音が鳴ると最初は吠えて威嚇したりしていましたが、毎日私がドライヤーで髪を乾かしていたら、いつの間にかドライヤーの風を当てても反応してくれなくなりました。
こういう書き方をすると寂しいのかって言われそうですが、今回の場合は正直寂しいです。
髪を乾かすときにヴーヴー唸っている愛犬にちょっかい出すのが私には楽しい時間だったので…。
犬によっては雷の音も強風の音もサイレンの音も気にしないって子もいるし、過剰に怖がって怯える子もいます。
人も同じで人それぞれ、犬それぞれです。私はそれこそが犬の魅力のひとつだと思っています。
犬は飼い主次第、それでは皆さん、良きドックライフを。
まとめ
- 飼い犬が怖がったり怯えたり興奮しても、飼い主はいつも通り接する
- 将来的にどうにかしたい場合は、原因になる音に慣れさせる。
- 慣れてリアクションがなくなると、それはそれで寂しくもある
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