今までいろんなゲームを、それこそ長時間プレイしてきた私が大好きな作品「人喰いの大鷲トリコ」。
間違いなく、私のベスト3に入る作品。
知らない人はぜひとも触れてほしいと思う。
そんな私の大好きな「人喰いの大鷲トリコ」だが、プレイ時間やクリア回数など、他のゲーム作品に比べれば微々たるものである。
これは初見でもクリア時間が10時間前後ってところである事と、クリアした後にもう一度大鷲トリコと冒険するのが億劫になってしまうからだ。
新たに冒険するにしても大鷲トリコがこちらを覚えていない…
これはつらいし、心がぎゅうっと痛くなる。
そしてエンディングが頭にちらつく。
何を言っているのかと思うかもしれないが、例えるならペットロスなのだろうか?
多くを語らないゲームなので、必然的に自分でいろいろと考えさせられる。
こういうことだったのかな、そういうことか、こうであってほしいな…
とくに終盤からラストにかけて物語が一気に動き、謎がどんどん解明されていくが、明確な説明は一切無い。
ゆえに自分で想像、妄想して補完することになる。
どんなゲーム?
ひと言でいうと、謎解きアクションアドベンチャーゲーム。
少年と大鷲トリコと協力して遺跡からの脱出を目指します。
少年を操作して大鷲トリコに指示を出したり、誘導することによって先に進むのですが、なかなかうまくいかなかい。
私たちでいうところの犬や猫に指示を出したり、誘導しようとすることに似ているかもしれません。
「言うことを聞かない、聞いてくれない」からこそ、「言うことを聞いてくれて」うまく先に進めた時は感動もの。
終盤からラストになると、先が気になってプレイが止められないことになる。
ただ、操作性やカメラワークにクセがあって、それが難点。
物語冒頭部分
少年が目を覚ますと、目の前に「人喰い」と呼ばれている大鷲トリコが鎖に繋がれて横たわっていた。
少年は自分の身体に謎の模様が描かれていることに気づくも、それが何なのか、なぜ描かれているのか、ここがどこなのかもわからない。
そんな少年は谷から脱出するためにトリコの力を借りて、村に帰還することを目指す。
涙腺崩壊…
私はどんなに感動する映画だろうと何だろうと、他に人がいる状態なら涙ぐむことはない。変に意地を張っていて、気張ることで涙を流さないようにしている。
ひとりで見たりしていると、涙ぐむことはあるけど、他に一緒に見ている人がいたり、周りに人がいると絶対涙ぐまない。
そんな私を「人喰いの大鷲トリコ」が打ち負かした…
初見のときは、一人だったので涙ボロボロだったのは覚えています。
二度目にクリアしたときは、それを見ている人がいたのですけど、ストーリーもオチも知っていたのに、ラスト間際の大鷲トリコが片目で向こうの崖を見据えているシーンを見て涙腺崩壊。
今までこんなこと無かったのに…
人前で目を腫らしてしまった…
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